旬彩暦2011
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  2月の食材「イノシシ(猪)肉」
 
[イノシシ(猪)]のお話
冬を越す為に栄養を蓄えたイノシシ肉は、「山鯨(やまくじら)とも呼ばれ、昔から、冬の栄養補給源
として食べられてきました。
肌寒い時期、イノシシ肉は大根やネギ、豆腐を入れた多めの汁のぼっかけ飯にしたそう。

◆ご紹介レシピ◆
                 昔レシピイノシシ鍋      今レシピイノシシの赤ワイン煮込み  
イノシシ鍋
■材料
(4〜6人分)
イノシシ肉…400g 水…2L ゴボウ…300g ダイコン…600g ニンジン…100g コンニャク…1枚 豆腐…1丁 長ネギ…2本 モヤシ…1袋 うどん…2玉 砂糖…大さじ4 薄口醤油…大さじ4
日本酒…大さじ4 塩…適量  
作り方
1.
イノシシ肉を一口大に切り、沸騰した湯に入れ、アクを取りながら1時間以上煮る。ショウガやニンニク(分量外)を入れて煮込むなどして、臭みをしっかりと抜く。
2.
ゴボウはささがき、ダイコン・ニンジン・コンニャクは乱切りに。豆腐・長ネギは食べやすい大きさに切る。
3.イノシシ肉が十分柔らかくなったら、ゴボウ、ダイコン、ニンジン、コンニャクを入れ、砂糖、薄口醤油、日本酒、塩で味を調える。
4.もう一度煮立った、長ネギ、豆腐、モヤシを入れる。
5.鍋を食べた後、しめにうどんを入れ、煮込みうどんとしていただく。


イノシシの赤ワイン煮込み

■材料
(4人分)
イノシシ肉…400g A(赤ワイン…300cc、セロリ…1本、タマネギ…1個、ニンジン…1本)
(塩…小さじ1/2、コショウ…適量) オリーブ油…大さじ2 ニンニク…2片 薄力粉…大さじ2 
バルサミコビネガー…大さじ2 
トマトピューレ…大さじ3 鶏スープ…600cc バター…大さじ1 
塩…適量  

作り方
1.
イノシシ肉は5p角にきる。Aの野菜を全て薄くスライスし、赤ワインと合わせたマリネ液にイノシシ肉を漬け込み一晩置く。
2.
1をこし、イノシシ肉と野菜、マリネ液の3つに分ける。
3.2のイノシシ肉にBを揉み込み15分置く
4.鍋にオリーブ油を入れ、水気を拭いた3のイノシシ肉を入れ表面焼いて取り出す。その鍋に、みじん切りにしたニンニク、2の野菜を加えてしんなりするまで炒め、薄力粉を入れてさらに炒める。
5.4にバルサミコビネガー、トマトピューレ、別鍋で半分に煮詰めた2のマリネ液を入れる。
6.5に鶏スープを少しずつ、混ぜながら入れ、4のイノシシ肉を戻し入れ、アクを取り弱火にし、蓋をして約2時間煮込む。
7.6のイノシシ肉を別鍋に取り出す。煮汁と野菜をこし分けて、その煮汁をイノシシ肉の鍋に入れ、塩で味を調えてバターを入れる。器に盛り完成。


今レシピ ワンポイント

冬のジビエ(狩猟による鳥獣肉)といえば、煮込み料理との好相性です。
赤ワインを使い、じっくり煮込んだイノシシ肉は、驚くほど柔らか。

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