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西条市の食材が綴る、和洋の料理饗宴「旬彩暦2007」 |
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フランスは農業国である。生産者は、口をそろえて「テロワール」という言葉を使う。これは、その土地が持っている土壌、つまり土のこと。土に、太陽の輝き、風の動きや香り、水の浸透具合、そしてその特質を守ろうとする人間の叡智がプラスされる。
愛媛県西条市の土壌は豊富な「うちぬきの水」(名水百選にも選定された)や恵まれた日照時間、石鎚山脈からたなびく風など、非常に優れた環境を持つ。魚介類もそこに加わった。西条市で収穫された農作物や魚介類のクオリティは見事なものである。それらを手にした料理人達の目が輝く瞬間に何度も立ち会ったことがある。
そのなか大阪・北新地の料亭「いか里」のご主人・木村篤司さんと、京都・祇園のフレンチレストラン「トランティアン」のオーナーシェフ・馬淵誠さんの二人が、毎月同じ食材を使い美味なる家庭料理を仕上げたのが、今年のカレンダーである。 |
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フードコラムニスト 門上 武司 |
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◆関係者プロフィール◆ |
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フードコラムニスト・「あまから手帖」編集主幹 門上 武司 氏
食に関する執筆を多く手がけ「あまから手帖」「おとなの週末」などに連載をもつ。また「dancyu」などの食専門誌にも執筆多数。テレビでも料理番組のブレーン・レギュラー出演なども多数。著書に「大阪の仕事人!」(風塵社)、「京料理、おあがりやす」(廣斉堂出版)、「スローフードな宿」(木楽舎)がある。企画編集出版多数。スローフードジャパン・副会長。 |
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北新地・料亭 いか里 店主 木村 篤司 氏
北新地にある料亭「いか里」の三代目。大学時代、夜間の料理専門学校に通い調理師の免許を取得。以後、あらゆるジャンルの料理食べ歩きに励みながら、料理人として新しい味を生み出すことに果敢に挑む。伝統を守りながらも、柔軟に新しい料理に取り組む。 |
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京都 祇園 トランティアン オーナーシェフ 馬淵 誠 氏
「ウェスティンホテル大阪」で総料理長として活躍。06年2月、京都・祇園に「キュイジーヌ
トランティアン」を開店。地元京都の旬食材や、日本各地に出向いて仕入れる、地元の厳選素材をふんだんに取り入れ、和とフレンチのマリアージュを提案している。 |
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◆旬彩暦2007◆ |
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1月の食材「キャベツ」 |
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7月の食材「キュウリ」 |
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2月の食材「イチゴ」 |
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8月の食材「石鎚牛」 |
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3月の食材「ももくり豚」 |
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9月の食材「さといも」 |
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4月の食材「アスパラガス」 |
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10月の食材「ガザミ」 |
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5月の食材「タマネギ」 |
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11月の食材「ほうれん草」 |
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6月の食材「絹皮なす」 |
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12月の食材「海苔」 |
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